NPOについて ~他法人との違い~

おはようございます。行政書士の浅井です。

本日もご覧頂き、本当にありがとうございます。

本日はNPO法人の概要及び特徴についてお伝え

したいと思います。


1.NPO法人とは

まず法人とは、株式会社や有限会社のような「会社」が、

人間のように権利や義務の主体となれるように法律に

よって認められたものをいいます。


これまでは、非営利活動を行っている団体が法人になる

ためには財団法人や社団法人にならざるを得ませんでした。


また、その社団法人や財団法人になるための要件は

非常にハードルが高いので、しかたなく有限会社や株式

会社として運営するケースや、そのまま任意団体として

活動しているのが多いのが実態でした。


こうした中、阪神淡路大震災を期に議員立法で特定非営利

活動促進法(NPO法)が制定され、「特定非営利活動法人」

いわゆるNPO法人の設立が可能となりました。


NPOとはNon-Profit Organizationの略で「非営利組織」

または「非営利団体」のことをさします。


NPO法人は誰でも、資金もなしで設立することができる

点に最大の特徴があります。

また、資本金が必要ないだけではなく、申請手数料も

さらに登記手数料も免除されています。

ただし、特定非営利活動促進法第2条第1項で定められた

17分野に活動範囲が制限されるほか、不特定かつ多数の

ものの利益の増進に寄与することが求められており、また

会員の資格制限や情報公開など、公益性重視の観点から

規制が設けられています。


2.株式会社との違い

法人といえば一番身近なものが株式会社ではないでしょう

か。株式会社とは営利を目的としている法人のことをいい

ます。NPO法人との違いを以下の通りまとめました。


・誰のため?

NPO法人 ⇒ 公益 株式会社 ⇒ 自社


・儲かったお金は?

NPO法人 ⇒ 構成員へ配分できない


株式会社 ⇒ 株主等で分けてもかまわない


・設立の際の手続き

NPO法人 ⇒ 認証してもらう

株式会社 ⇒ 届出でOK


・構成員の人数

NPO法人 ⇒ 社員(正会員)10人以上

株式会社 ⇒ 株主1人以上


・役員の人数

NPO法人 ⇒ 理事3人以上、監事1人以上

株式会社 ⇒ 取締役1人以上、監査役任意


・設立にかかる費用

NPO法人 ⇒ かからない

株式会社 ⇒ 約20万円位


・課税対象事業

NPO法人 ⇒ 収益事業(収益事業以外は非課税)

株式会社 ⇒ 全事業


・公開しなくてはいけない情報

NPO法人 ⇒ 3年間分の事業報告書など

株式会社 ⇒ 決算について


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【後記】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

NPO法人を設立するにあたっては、事業計画書や収支

予算書など数字上で説得力を持つ書類が重要となってきます。


その為、例えば中小企業診断士や税理士などの専門家も

交えながら、中長期的なビジョンで事業運営を計画していく

ことが大切となります。

今後設立をご検討の際は、お気軽にご相談頂ければと思います。

それでは皆様今日も良い一日を!